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ゲイ的ホーチミンの休日

2024年1月29日更新
ぼうのぼう

ゲイ的ホーチミンの休日

活気溢れる街並み、フランス統治時代の面影を残す建築物、そして急拡大するゲイシーン。今、ホーチミンでは新たなゲイスポットが続々と誕生しています。この記事ではホーチミンでおすすめのゲイ・アクティビティを一挙ご紹介。一般の観光にゲイ観光を組み込めば旅行がさらに充実したものになること間違いなし!

1. ゲイサウナ巡り(所要時間2~3時間)

  • 次々とオープンするゲイサウナ。

ホーチミンではゲイサウナ(ハッテン場)の開店ラッシュが続いています。特に1区と10区の勢いはすさまじく、正直、ゲイ旅でも全ては掲載しきれていません。

ホーチミンのゲイサウナの混雑する時間帯は比較的早め。午後、まだ日が高いうちに訪れてもそこそこの客数が期待できます。逆に遅めの時間帯の客足は奮わず、ほとんどの店が22時に閉店します。

どの店も数種類のサウナやジャクジーがあるので、汗を流す目的で立ち寄るのもあり。ベトナム男たちと裸の付き合いができるチャンスです。かつてはご法度だったマット敷きの個室を備える店も増え、良い出会いがあればガッツリとエロを楽しめる場所になっています。

なお「サウナであって性行為をする場所ではない」という建前は今も健在で、店にはコンドームやローション類は置いていません。日本から持ち込むか、コンビニなどで入手してから行きましょう。

2. ADAM Spa(所要時間3〜6時間)

  • ADAM Spaは伝説級。

ADAM Spaもゲイサウナですが、あえて別枠にしました。その理由は一度でもADAMを訪れたことがある方なら分かるでしょう。ADAMほど異彩を放つゲイサウナはベトナムはおろかアジア全体を見渡してもありません。入場料は195,000ドン(約1,200円)とホーチミンの他のゲイサウナと比べて倍近いですが、アジアの伝統美に則った設備や自然を取り入れた内装、質の高い客層など「ゲイの桃源郷」とも言える雰囲気は一見の価値あり。オーナーの趣味なのか、館内には絵画や陶磁器などの骨董品も置かれています。ちなみに沖縄のシーサーも一対いました。広い館内、どこにいるか探してみるのもまた一興です。

最近、新たに「温泉&足湯」エリアが追加されました。これまた湯を愉しみながらハッテンもできる、よく練られた施設です。現在、「温泉&足湯」は週末限定で17時から開放されます。興味がある方はその時間帯に合わせて訪問を。

他のゲイサウナと別枠にした理由が実はもう一つあります。それはADAMはホーチミン市の中心部からかなり離れていること。主だったホテルが建ち並ぶ1区からだと道が空いていても車で20〜30分、渋滞に巻き込まれるともっと掛かります。館内でゆっくり過ごす時間、往復に要する時間を考慮するとADAM訪問は半日は見ておきたいところ。立地は不便なのに地元ゲイで賑わう魅力あるゲイサウナです。

3. AZURE(所要時間1〜3時間)

  • 常夏の街のゲイプール。昼から営業しています。

ホーチミンにはゲイ向け(正確にはLGBTQ向け)のプールがある、と聞いたら驚くかも知れません。筆者も半信半疑でした。しかし実際に訪れてみて、公式サイトにある写真はフェイクでも誇張でもなく、AZUREが存在していることを確認しました。

さらに驚いたことに入場は無料。プールの利用だけなら料金は掛からないうえ、レンタルタオルまで付く太っ腹ぶり。有料なのはフードやドリンクを注文した場合と、サウナを利用する場合(100,000ドン=約600円)だけです。ちなみにこのサウナ、発展場にもなっていますが、個室はなく、ライトなプレイ向けでした。ガッツリ派はプール・ラウンジ・バーと割り切って利用したほうがよさそうです。

日中、グングン気温が上がるホーチミン。水に飛び込みたくなったらスイムウェア持参でAZUREに直行です。泳がない人はプールサイドでドリンク片手にのんびりと。バーカウンターではビール、カクテル、ソフトドリンクを揃えています。

また、週末はプール・パーティやBBQなどのイベントが開催されることも。Facebookで事前に情報を得ておくのがおすすめ。

4. ゲイマッサージ(所要時間1.5〜2時間)

  • 旅の疲れを癒すにはもってこい。

ホーチミンにはゲイマッサージ店もあります。ゲイ旅に掲載している店は基本的にどこも予約不要で、ふらりと立ち寄ることができます。東南アジアのゲイマッサージ店は日本でいうところのウリ専に近く、店によりけりですが、マッサージそのものよりも性的サービスのほうがメインだったりするので、その心積もりで。

ただし、掲載店舗のうちNAM Spaだけはマッサージがメインのゲイマッサージ店です。個室が完全な密室ではなく、隣室とカーテンで仕切られているのも過剰な性的サービスを行わない・行わせないための工夫でしょう。その代わりマッサージの質は確かで、アジアンリゾートの雰囲気溢れる店内と相まって、本当に癒されたいときにおすすめです。

なお、どの店でもマッサージ師へのチップは必須です。性的サービスがなくても100,000ドン(約600円)程度は基本で、あとは受けたサービスや満足度によって上乗せしましょう。

5. ゲイバー巡り(所要時間1〜?時間)

  • ゲイバーも増えてきた。

一日の締めくくりはゲイバーへ。ホーチミンにはゲイフレンドリー・バー(日本でいうところのミックスバー)が何軒かあります。前述のAZUREもナイト営業していますし、Thi Barでは毎晩22時から店内でバンドによる生演奏があります(火曜は定休)。ChinChin Barは夜が更けるほど盛り上がっているとの口コミあり。

以上、ホーチミンで体験できるゲイ観光を5つ紹介しました。各アクティビティの所要時間を参考に、充実した旅行プランをお立てください。

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