ホーチミンの見どころ
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- ゲイ的ホーチミンの休日
- 活気溢れる街並み、フランス統治時代の面影を残す建築物、そして急拡大するゲイシーン。今、ホーチミンでは新たなゲイスポットが続々と誕生しています。この記事ではホーチミンでおすすめのゲイ・アクティビティを一挙ご紹介。一般の観光にゲイ観光を組み込めば旅行がさらに充実したものになること間違いなし! 1. ゲイサウナ巡り(所要時間2~3時間) 次々とオープンするゲイサウナ。 ホーチミンではゲイサウナ(ハッテン場)の開店ラッシュが続いています。特に1区と10区の勢いはすさまじく、正直、ゲイ旅でも全ては掲載しきれていません。 ホーチミンのゲイサウナの混雑する時間帯は比較的早め。午後、まだ日が高いうちに訪れてもそこそこの客数が期待できます。逆に遅めの時間帯の客足は奮わず、ほとんどの店が22時に閉店します。 どの店も数種類のサウナやジャクジーがあるので、汗を流す目的で立ち寄るのもあり。ベトナム男たちと裸の付き合いができるチャンスです。かつてはご法度だったマット敷きの個室を備える店も増え、良い出会いがあればガッツリとエロを楽しめる場所になっています。 なお「サウナであって性行為をする場所ではない」という建前は今も健在で、店にはコンドームやローション類は置いていません。日本から持ち込むか、コンビニなどで入手してから行きましょう。 2. ADAM Spa(所要時間3〜6時間) ADAM Spaは伝説級。 ADAM Spaもゲイサウナですが、あえて別枠にしました。その理由は一度でもADAMを訪れたことがある方なら分かるでしょう。ADAMほど異彩を放つゲイサウナはベトナムはおろかアジア全体を見渡してもありません。入場料は195,000ドン(約1,200円)とホーチミンの他のゲイサウナと比べて倍近いですが、アジアの伝統美に則った設備や自然を取り入れた内装、質の高い客層など「ゲイの桃源郷」とも言える雰囲気は一見の価値あり。オーナーの趣味なのか、館内には絵画や陶磁器などの骨董品も置かれています。ちなみに沖縄のシーサーも一対いました。広い館内、どこにいるか探してみるのもまた一興です。 最近、新たに「温泉&足湯」エリアが追加されました。これまた湯を愉しみながらハッテンもできる、よく練られた施設です。現在、「温泉&足湯」は週末限定で17時から開放されます。興味がある方はその時間帯に合わせて訪問を。 他のゲイサウナと別枠にした理由が実はもう一つあります。それはADAMはホーチミン市の中心部からかなり離れていること。主だったホテルが建ち並ぶ1区からだと道が空いていても車で20〜30分、渋滞に巻き込まれるともっと掛かります。館内でゆっくり過ごす時間、往復に要する時間を考慮するとADAM訪問は半日は見ておきたいところ。立地は不便なのに地元ゲイで賑わう魅力あるゲイサウナです。 3. AZURE(所要時間1〜3時間) 常夏の街のゲイプール。昼から営業しています。 ホーチミンにはゲイ向け(正確にはLGBTQ向け)のプールがある、と聞いたら驚くかも知れません。筆者も半信半疑でした。しかし実際に訪れてみて、公式サイトにある写真はフェイクでも誇張でもなく、AZUREが存在していることを確認しました。 さらに驚いたことに入場は無料。プールの利用だけなら料金は掛からないうえ、レンタルタオルまで付く太っ腹ぶり。有料なのはフードやドリンクを注文した場合と、サウナを利用する場合(100,000ドン=約600円)だけです。ちなみにこのサウナ、発展場にもなっていますが、個室はなく、ライトなプレイ向けでした。ガッツリ派はプール・ラウンジ・バーと割り切って利用したほうがよさそうです。 日中、グングン気温が上がるホーチミン。水に飛び込みたくなったらスイムウェア持参でAZUREに直行です。泳がない人はプールサイドでドリンク片手にのんびりと。バーカウンターではビール、カクテル、ソフトドリンクを揃えています。 また、週末はプール・パーティやBBQなどのイベントが開催されることも。Facebookで事前に情報を得ておくのがおすすめ。 4. ゲイマッサージ(所要時間1.5〜2時間) 旅の疲れを癒すにはもってこい。 ホーチミンにはゲイマッサージ店もあります。ゲイ旅に掲載している店は基本的にどこも予約不要で、ふらりと立ち寄ることができます。東南アジアのゲイマッサージ店は日本でいうところのウリ専に近く、店によりけりですが、マッサージそのものよりも性的サービスのほうがメインだったりするので、その心積もりで。 ただし、掲載店舗のうちNAM Spaだけはマッサージがメインのゲイマッサージ店です。個室が完全な密室ではなく、隣室とカーテンで仕切られているのも過剰な性的サービスを行わない・行わせないための工夫でしょう。その代わりマッサージの質は確かで、アジアンリゾートの雰囲気溢れる店内と相まって、本当に癒されたいときにおすすめです。 なお、どの店でもマッサージ師へのチップは必須です。性的サービスがなくても100,000ドン(約600円)程度は基本で、あとは受けたサービスや満足度によって上乗せしましょう。 5. ゲイバー巡り(所要時間1〜?時間) ゲイバーも増えてきた。 一日の締めくくりはゲイバーへ。ホーチミンにはゲイフレンドリー・バー(日本でいうところのミックスバー)が何軒かあります。前述のAZUREもナイト営業していますし、Thi Barでは毎晩22時から店内でバンドによる生演奏があります(火曜は定休)。ChinChin Barは夜が更けるほど盛り上がっているとの口コミあり。 以上、ホーチミンで体験できるゲイ観光を5つ紹介しました。各アクティビティの所要時間を参考に、充実した旅行プランをお立てください。
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- ゲイ旅アワード2023
- 2023年、コロナ禍を経て再び気軽に行けるようになった海外。記録的な円安という逆境にも関わらず、多くのゲイが久々の海外旅行を楽しんだようです。そんな今年、ゲイ旅に寄せられた感想と評価から特に人気だったゲイスポット・ベスト10をランキング形式で発表します。(集計期間:2023年1月1日〜12月10日) 都市別で見ると台北とバンコクからそれぞれ4店舗がランクインと相変わらず人気の旅行先を二分しています。業種別で見ると何と8店舗がゲイサウナ(発展場)と他を圧倒。手軽な料金で現地ゲイと(裸の)交流ができるゲイサウナ人気は今後も続きそうです。 ランキング発表 10位 DREAM BOY ゴーゴーバーはバンコクのナイトライフに欠かせない定番娯楽。今年は唯一「DREAM BOY」がランクインしました。知名度、店の規模、ボーイの数、ショーの質、どれをとってもバンコクを代表するゴーゴーバーと言えます。 9位 NADAM Spa ベトナムだけでなくアジアの中でも異彩を放つゲイサウナ。ホーチミン市の郊外にあり、独特の世界観を持った店内は訪れたゲイに強烈な印象を残します。 8位 Sauna Mania バンコクの定番ゲイサウナ。観光地シーロムからのアクセスも便利で、いつ行っても人がいる安心感があります。設備は老朽化が進んでいますが、大浴槽ができるなどアップデートもされています。 7位 皇池 台北郊外にある天然温泉。露天風呂で良質な湯を楽しみながら目の保養もできます。ゲイに人気ですが、あくまで一般施設なのでハッテン行為は禁止。 6位 KRUBB Bangkok バンコク最新鋭のゲイサウナがランクイン。気の利いた店の造りや過激なパーティで特に若い層のゲイの心を掴んでいるようです。週末のイベントは要チェック。 5位 XL CLUB 台北の発展場。集客数こそ大型ゲイサウナには及びませんが、ガタイ系が集まる穴場として定評があります。本格的なジムや屋上の日焼けスペースなど他店にはない設備も魅力。 4位 39 Underground Sauna バンコクのローカル色の強いゲイサウナ。ノリの良さ、淫乱さは今バンコク随一との声も。店内では乱れに乱れたとの感想が多数寄せられました。 3位 SHELTER ソウルのガタイ系ハッテン場。入店基準が厳しく、入場できなかったとの報告も複数あります。日頃の筋トレの成果を確かめられるかも? 2位 Prime Spa 台北の人気ゲイスパがマッサージ店として唯一のランクイン。マッサージボーイの質、サービス内容、ともに高い評価を得ています。 1位 漢士 台北の老舗ゲイサウナが堂々の一位。2022年に移転、全く新しい施設として再出発し若い客層の獲得にも成功しました。早くも台北の定番ゲイサウナとなっています。
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- ベトナムのゲイシーン
- ベトナムには、非商業である限り、同性愛を規制する法律はない。ただしベトナム社会が同性愛に対して寛容というわけではなく、実際には差別や偏見が根強く残っており、カミングアウトしていないゲイがほとんど。ベトナム最大の都市・ホーチミン市にもゲイバーやハッテン場、マッサージ店が数軒ある程度だ。それでも多くのゲイが生活しており、彼らとの出会いは旅を豊かなものにしてくれるだろう。 なお、ベトナムは社会主義国家ということもあり、性風俗には厳しく、売春は当然のごとく違法。
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- ホーチミンのハッテン場事情
- 近年、目覚ましい勢いで発展しているホーチミンのゲイサウナ。市内の便利な場所に次々と新しい店がオープンしている。ベッドのある個室は作れない、コンドームは配布できない、など法的な制限は未だにあるものの、それを補うような仕掛けで利用客がハッテンを楽しめるよう各店が工夫している。 なお、どの店も年齢や体型による年齢制限はない。立地や設備で店を選び、タイプの男と巡り会えるかどうかは運次第となる。 入店の流れ 店によってはマッサージ・サービスを提供していることがあり、受付で「サウナ?マッサージ?」と聞かれることがある。ハッテン場として利用するなら「サウナ」と答えよう。料金を支払い、ロッカーキーを受け取ったら店内へ。スタッフが誘導してくれることもある。 おもしろいのが、どの店でも小さなペットボトルのミネラルウォーターが付いてくること。これは入場料金に含まれているものなので遠慮なく受け取ろう。 店内での過ごし方 店内ではタオル巻きで過ごすのが一般的。設備は店によって異なるが、ドライサウナ、ミストサウナ、ダークゾーンなどはどの店にもあり、最近では大きなジャクジーがあったり、シアタールームがあることも。 なお、2人きりになれる完全な個室はまずなく、最も行為が行われやすい場所はダークゾーンで複数プレイにも発展しやすい。 トイレには排泄後にお尻を洗浄するためのホースが付いていて、そのホースを肛門に当てることでアナル洗浄が可能だ。ただし大勢の人が利用することから衛生面の不安はつきもの。心配な場合はホテルで済ませていくように。 誘い方は日本と大差なく、目線が合ったり、すれ違うときに体が触れれば脈があると思っていい。なお、ロッカーキーの位置でタチ・ウケを示すルールはない。日本のようにハッキリとポジションが分かれているわけではなく、アナルセックスを求めていない人も多い。 実践したいモテ技 ベトナムには日本人に親近感を持つ人が多く、友好的に接してくれる。ベトナム人と比べて白い肌、発達した体格も人気だ。そして、ベトナム人が最も憧れるのが「ヒゲ」。元来、髭の薄いベトナム人にとって、特にモミアゲから繋がる髭は最高のセックスアピールとなる。日本では剃っている方も、旅行中は無精髭を蓄えてみては。 おすすめの時間帯 ホーチミンのゲイサウナが最も賑わうのは夕方から20時頃まで。遅い時間の客足は期待できず、ほとんどの店が22時には閉店となる。休日は午後の早い時間帯から多くの客が訪れる。 コンドーム、ローションは持参のこと コンドームとローションは店から提供されないので持参すること。日本から持ち込んでもよいし、街のコンビニやドラッグストアで買うこともできる。
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- ホーチミンのマッサージ
- 「ホーチミンのハッテン場事情」でも書いた通り、ホーチミンのマッサージ店はゲイサウナを兼ねているところが多い。 受付での一般的な流れ 入店すると受付で「サウナ?マッサージ?」と聞かれるので、マッサージと伝えると、ボーイ達のいる場所へ通される。ボーイの数や質は店により異なるが、おおむね若くてスリムなボーイが多い。 ボーイを指名し、準備が整うと個室へ案内される。ひと通りのマッサージの後はプラスアルファのサービスとなる。 日本と比べて低価格 マッサージの料金は日本と比べるとかなり安い。1時間数百円程度の場合もある(2014年12月現在)。ただし、料金にボーイへのチップは含まれていない。チップ額は受けたサービスに応じて支払うことになる。ボーイから、このプレイはいくら、と言ってきた場合はその額を払えばよいし交渉することもできる。なお、支払いはベトナム・ドン以外に米ドルが使える場合が多い。