台北のゲイホテル
- 2019年7月5日更新
ホテル選びは旅の楽しみのひとつ。立地や予算、旅のスタイルに合わせて最適な滞在場所を探すことになるが、台北には「ゲイホテル」という選択肢もある。
ゲイホテルの特徴
ゲイホテルの最大の特徴は、宿泊客ほぼ全員がゲイであること。ホテル内で自分のセクシャリティを隠す必要はなく、館内全体が出会いの場とも言える。また、現地で知り合った男を連れ込むにも人目を気にする必要がない。ゲイアプリを開くと同じホテルの宿泊客がぞろぞろ出てくることもざら。ホテルスタッフもゲイまたはゲイフレンドリーなので、仲良くなって現地のゲイ情報を教えてもらうことも。
台北には、Gs HotelとInnTouchという2つのゲイホテルがある。どちらも個室は狭く、シャワーや洗面所は共同のホステル・スタイルだが、その分、リーズナブルな料金で宿泊できる。その他、西門町にはIslandというゲイフレンドリーなホテルがある。オーナーもスタッフもゲイなので気兼ねなく利用できるのがメリット。台北一のゲイタウンのど真ん中にあり、ゲイ観光の拠点としても便利なホテルだ。
アジアでも数少ないゲイホテル
ゲイ旅行者にとって魅力的なゲイホテルだが、その特殊性から数は多くない。アジア全体を見渡しても、台北の他にはタイとカンボジアに数軒あるのみ。貴重な存在と言える。台北を訪れたら、一般のホテルでは味わえないゲイホテル滞在を体験してみては。