台灣同志遊行2019(台湾LGBTプライド)
- 2019年10月15日更新
台北では、毎年10月下旬にゲイ・パレード「台灣同志遊行」が開催される。16回目の2018年には13万人以上が参加し、台湾のみならず国外からもLGBTの当事者や支援者が集まるアジア最大級のイベントにまで成長した。日本からも台灣同志遊行に合わせて訪台する方も多いだろう。
2019年は台湾でアジア初の同性婚が認められた記念すべき年。例年以上の盛り上がりが予想される。スローガンは「 Together, Make Taiwan Better(一緒に、台湾をより良く)」。LGBTの権利を訴えてきた過去から一歩踏み出している。
2019年は10月26日(土)に開催決定!
第17回目となる2019年は10月26日(土)の開催が決定した。集合場所の台北市政府廣場では12時からブース出展やパフォーマンスが始まり、13時30分から行進スタート。市の中心を東西に結ぶ大通り・忠孝東路を西進し、ゴールとなる凱達格蘭大道(景福門圓環近く)を目指す。凱達格蘭大道の特設ステージでは16時30分からパフォーマンス披露がある。
去年までとは時間・場所・ルートが異なるので注意。スタート地点の会場となる台北市政府廣場へは、MRT板南線・市政府駅またはMRT淡水信義線・台北101/世貿駅から徒歩で行ける。
パレードへの参加は自由で、事前登録や参加費は必要ない。当日、開催時刻に合わせて会場に行けばいい。ただし年々参加者が増加しているため、何らかのルールが設けられる可能性はある。できれば余裕を見ての到着が好ましい。
台灣同志遊行は普段着で歩く人もいれば、練りに練った衣装を用意する人もいる。また、行進中にパレードに加わったり離脱しても特に注意されないので、自分のペースで参加できる。
関連イベントも多数開催
パレード期間中、台北の街はゲイで溢れかえる。それに合わせて様々なゲイ関連のイベントが開催される予定だ。
まずは「台北レインボーフェスティバル」。西門町のシンボル的存在・西門紅楼前の広場にゲイ・フレンドリーなブランドが多数出店する他、特設ステージではダンスや歌唱、太鼓演奏など様々なショーが開催される。夕方からはDJやパフォーマーが登場しショー・タイムとなる。無料のイベントなので気軽に立ち寄れるのがうれしい。パレード終了後、そのまま流れる人も多いと予想。
- 台北レインボーフェスティバル
- 日時:2019年10月25日、26日、27日 13時〜21時30分日※25日のみ15時からスタート
- 場所:西門紅楼
ハッテン派は、アジア最大級のゲイサウナ「ANIKI」で開催されるフォーム(泡)パーティは外せない。桁違いの量の泡を作り出すマシンがフル稼働し、店内は光と音の坩堝となる。他にも魅力的なイベントが開催される予定。なおパレード前後となる10月25日と27日にも大型イベントを開催予定。
- ANIKI Foam Party
- 日時:2019年10月26日 21時〜
- 場所:ANIKI
クラブ好きにおすすめなのは「Formosa Pride」と「MEGA Taipei Pride」。どちらも国内外の有名DJやGoGoボーイを集結して開催される巨大イベントだ。会場は直前まで案内されないが、チケットはインターネットで事前購入が可能。すでに売切のパーティも出ているので、参加を決めている方はできるだけ早く申し込もう。また、台北の人気ゲイクラブ「G*star」でもスペシャルイベントがある。
- Formosa Pride
- 日時:2019年10月24日〜27日
- 場所:直前に案内される
- MEGA Taipei Pride
- 日時:2019年10月25日、26日
- 場所:直前に案内される
また西門町の人気ゲイバー「HUNT」でも露出度の高いイベントが開催される。10月25日は短パン(下着は脱ぐ)、26日はアンダーウェア、27日は小タオルが店内でのドレスコードとなる。