クアラルンプールの見どころ
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- クアラルンプールのハッテン場
- クアラルンプールには数軒のゲイサウナがある。しかし、同性愛に対して厳しい国柄のため、どこも目立たないように営業している。中には看板すら出していない店もあるので、見つけるのに一苦労することも。可能な限り正確な場所をマップに記しているので参考にしていただきたい。 入店の流れ 受付でノートを差し出され、記名を求められることがある。身分証を確認されることはまずないので、ニックネームでも大丈夫。名前を書き終え、入場料金を支払うとロッカーキーを渡される。 ロッカーボックスにはタオルが入っており、店内ではこのタオルを巻いて過ごす。 ベッド付きの個室がない マレーシアではアナルセックスは法律で禁じられている。そのためか、ベッドを置いた個室がなく、代わりに個室トイレやシャワーが並んでいる店が多い。そういった店では、気に入った相手が見つかったらそれらの個室を使ってやることになる。若干不便に感じるだろう。 コンドームやローションは持参を 性行為をする場所ではない、という建前のため、個室にコンドームやローションは備え付けられていない。店によっては受付に言うとコンドームをもらえる場合もあるが、確実ではないので持参したほうがよい。ローションはまず置いていない。 タチ・ウケのサインはない 基本的にどのハッテン場もキーバンドの位置などでタチ・ウケを示すサインはなく、実際にやるまで相手のポジションは分からない。 店内での過ごし方 バンコクやシンガポールのゲイサウナに比べると見劣りするが、どの店もそこそこの広さがあり、サウナ(ドライとスチームの2種類)、休憩エリア、店によってはジムやジャクジー、軽食や飲み物を頼めるカフェまであるので、人が少なかったり、タイプがいないときも退屈せずに過ごすことができる。もちろんダークゾーンに直行してもいい。 誘い方は日本と大差なく、すれ違うときに相手の体にタッチするのが一般的。 おすすめの時間帯 営業時間が○時までと書いてあっても、最後の客がいなくなった時点で閉店するのが一般的。遅い時間帯は人も少ないので、早めの入店がおすすめ。夕食前と後では前の方が客が多い傾向。 ただし、ラマダン(イスラム教の断食月)期間中に限っては、日没後、食事を摂ってからのほうが人が集まる。ラマダンは中華系、インド系などの非イスラム教徒には影響はない。
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- マレーシアのゲイ事情
- マレーシアは、国教であるイスラム教が同性愛を許しておらず、また、植民地時代の名残りのソドミー法は肛門を使ったセックスを禁じている。そのため、同性愛に対する社会の目は非常に厳しく、多くのゲイはそのことを隠して生活している。ゲイ関連の店も目立たないように営業しているのが現状。 一方で、同性愛者の人権を訴える団体が発足したりと世界的な同性愛者の人権確立の流れに乗った動きも出てきてはいる。 隣国・タイのような華やかなゲイシーンは期待できないが、クアラルンプールに立ち寄った際は、バーやサウナで地元のゲイとの交流を楽しんでみては。 ゲイタウンはない 東京で言うところの新宿二丁目のような街はクアラルンプールにはない。ブキッ・ビンタンという繁華街が比較的ゲイが多く集まると言われているが、一般人も多く集まるエリアでありゲイタウンというわけではない。 様々な人種 マレーシアの民族別人口構成比は、マレー系(67%)、中華系(25%)、インド系(7%)。マレー系が目立つが、中華系もそこそこいるので、日本人だからといって特別浮くことはない。 マレー人男性の特徴は、浅黒い肌で体毛は濃くなく、骨格は華奢、筋肉は付きにくいとされている。確かにごつごつした男性らしさよりも素朴さや柔らかさを感じさせる男性が多い印象。