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マレーシアのゲイ事情

2015年7月8日更新
ゲイ旅編集部

マレーシアのゲイ事情

マレーシアは、国教であるイスラム教が同性愛を許しておらず、また、植民地時代の名残りのソドミー法は肛門を使ったセックスを禁じている。そのため、同性愛に対する社会の目は非常に厳しく、多くのゲイはそのことを隠して生活している。ゲイ関連の店も目立たないように営業しているのが現状。

一方で、同性愛者の人権を訴える団体が発足したりと世界的な同性愛者の人権確立の流れに乗った動きも出てきてはいる。

隣国・タイのような華やかなゲイシーンは期待できないが、クアラルンプールに立ち寄った際は、バーやサウナで地元のゲイとの交流を楽しんでみては。

ゲイタウンはない

東京で言うところの新宿二丁目のような街はクアラルンプールにはない。ブキッ・ビンタンという繁華街が比較的ゲイが多く集まると言われているが、一般人も多く集まるエリアでありゲイタウンというわけではない。

様々な人種

マレーシアの民族別人口構成比は、マレー系(67%)、中華系(25%)、インド系(7%)。マレー系が目立つが、中華系もそこそこいるので、日本人だからといって特別浮くことはない。

マレー人男性の特徴は、浅黒い肌で体毛は濃くなく、骨格は華奢、筋肉は付きにくいとされている。確かにごつごつした男性らしさよりも素朴さや柔らかさを感じさせる男性が多い印象。