香港のゲイパレード
- 2019年11月15日更新
アジアのゲイ・パレードと言えば、東京(毎年4月)や台北(毎年10月)が有名だが、香港でも毎年11月に大規模なゲイ・パレードが開催されている。
2019年は11月16日(土)開催!ただしパレードは中止に
今年の香港同志遊行は11月16日(土)14時からの予定だった。しかし警察からの通達によりパレードは中止となった。抗議活動が多発する昨今の香港の状況を踏まえての決定と見られる。
代わりに14〜18時、もともとパレードのゴール会場だったセントラル(中環)のエディンバラ(愛丁堡)広場で「公開ミーティング」が開催される。去年までのようにステージでのパフォーマンスや露店の出店があるかどうか、現時点では明らかではない。
2019年11月現在、外務省の海外安全情報では香港全域を「レベル1(十分注意)」に指定し、注意を呼びかけている。そんな状況下での開催のため、香港同志遊行への参加は身の安全に十分配慮すること。また最新の情報は香港同志遊行の公式Facebookをチェック。
以下は2018年までの情報となります。
14時からステージ上で開会式が始まり、同時に行進するフロートの列が作られていく。フロートを出展するのはLGBT当事者の団体から一般企業、大学まで多種多様。リーバイスやシティバンクといった有名企業も多数協賛している。
15時にはパレードがスタート。ゴールとなるエディンバラ(愛丁堡)広場までの約3.5kmをそれぞれのスローガンを掲げて行進する。週末、それも香港でも特に賑やかな通りなのでインパクトは大きい。全員が無事にゴールした後は、エディンバラ(愛丁堡)広場で歌やパフォーマンスのショーが行われ、閉幕となる。
以下は2016年のパレードの様子。あいにくの雨天だったが、多くの人がパレードに参列したり沿道から見守っていた。