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バビロンのゲイマッサージ

2019年7月15日更新
ゲイ旅編集部

バビロンのゲイマッサージ

バンコクのバビロンといえば、ゲイサウナ、ホテル、プール、ジム、レストランなどを備えたアジア随一のゲイ・リゾートとして名高い。

そのバビロンが提供するゲイマッサージと聞くと、イケメンのマッサージボーイを揃えている、性的サービスが充実している、など想像するかも知れない。しかし、意外なことにバビロンのマッサージは正式な資格を持った熟練のマッサージ師による本格的なマッサージだ。

マッサージの受け方

バビロンでマッサージを受けるには、まずバビロンのゲイサウナに入場する必要がある。入場料は260バーツ、ただし宿泊客は無料で入場できる。マッサージの受付はロッカールームと同じく2階にある。服を脱ぎ、タオル一枚になってから受付に向かう。

  • 受付はこちら。
  • コース表。

コースの選び方

受付ではコースを選ぶ。一番安価なコースは60分800バーツからあるが、スタッフは60分1,200バーツからのコースを勧めてくる。それには理由があり、1,200バーツのコースには通常のコースの内容に加えて、全身のマッサージが含まれる。また明言はされていないが、「Sensual(官能的)」と書かれている通り、局部へのサービスも期待できる。純粋なマッサージだけなら安いほうのコースで充分だが、より広い範囲へのマッサージや刺激的なサービスを受けたいなら後者のコースがおすすめ。

また、期間限定で、精力増進・勃起力向上に特化した特別マッサージも提供している(30分800バーツ)。特別なスキルを持ったマッサージ師のみが提供できるサービスで、リンパや血流をコントロールすることで薬物に頼らず「ギンギン」にするという。筆者も実際にこのマッサージを受けたところ、マッサージが進むにつれて血流が海綿体に集まり、局部の感度が10代の頃のように上がった。普段以上に「ギンギン」になり、その後、ゲイサウナで自信を持って行動できたことをお伝えしておく。

担当するマッサージ師は基本的に選べない。待機しているスタッフから受付がアサインするが、好みのマッサージ師がいた場合、受付にそっと伝えてみよう。特別な事情がない限り、要望に応えてくれるだろう。

マッサージ室は個室、または一部屋に二つの施術台がありカーテンで仕切るタイプのどちらか。ただし混雑時以外はひと部屋に一人の客となるよう配慮してくれる。

  • マッサージ室。
  • カーテンで仕切る部屋も。

料金、チップについて

マッサージ終了後はマッサージ師とともに受付に戻り、マッサージ師へのチップ額を紙に書いて伝える。チップの習慣のない日本人には非常に悩ましいところだが、おおむね満足できるサービスを受けたなら200バーツ程度、満足度が高かったり、より特別なサービスを受けたと感じたら上乗せしよう。逆に満足できなかった場合は減額してよい。なお、支払いはバビロンを退館するときにまとめて行えるので、現金等を持ち歩く必要はない。

他のゲイマッサージとは一線を画す実力

在籍するマッサージ師はワット・ポーのマッサージ学校の修了生が多いという。実力重視で採用するため、イケメンのボーイが揃っているわけではない。またストレートのマッサージ師もいる。

以上の理由から、性的サービスが目的なら他のウリ専タイプのマッサージ店から選ぶほうがいい。一方で、本格的なタイマッサージで癒されたい方、ゲイサウナの前後にコンディションを整えたい方などはバビロンのマッサージにきっと満足するだろう。