シドニーの見どころ
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- シドニーのゲイ事情
- シドニーはサンフランシスコに次いでゲイ人口の多い街。発達したゲイ・コミュニティのなか、多くのゲイがセクシャリティを隠すことなくオープンに生活している。法的な面でも、同性愛を理由に差別してはいけないことが明確にされ、同性婚はできないもののパートナーとしての権利が認められている。 ゲイ・コミュニティの中心、Oxford通り 中でもOxford(オックスフォード)通りはシドニーのゲイ・コミュニティの中心。建物にはレインボー旗がひらめき、道にはゲイが行き交う。詳しくは「オックスフォード通り」を参照のこと。 ゲイの祭典、Mardi Gras(マルディグラ) シドニーでは毎年2月、ゲイ・レズビアンの祭典「マルディグラ」が開催される。世界最大のゲイ・イベントと言われ、約1ヶ月間に渡って、展示会やショー、映画祭、パーティなどが開かれる。そして最終日前日にはパレードがオックスフォード通りを行進し最高潮を迎える。 詳しくは「ゲイの祭典・マルディグラ」を参照のこと。
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- オックスフォード通り
- Oxford(オックスフォード)通りはシドニー最大のゲイタウン。 片道三車線の広い通りの両側にはレインボー旗がひらめき、バーやクラブ、様々なショップ、サウナなどが軒を連ね、カフェやレストランもゲイで溢れている。道には手をつないで歩くカップル、露出過多のマッチョ、女装のおじいさんなどが自由に行き来する。 ゲイ好みの服やアンダーウェアのショップ、品揃え豊富なアダルトショップ、ゲイ書籍を取り揃えた書店などを見て回るだけでも楽しめる。詳しくは「ゲイスポット」を参照のこと。
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- ゲイの祭典・マルディグラ
- 毎年2月、シドニーで開催されるゲイ・レズビアンの祭典「Mardi Gras(マルディグラ)」は世界最大のゲイ・イベントと言われ、約1ヶ月間に渡って、展示会やショー、映画祭、パーティなどが開かれる。そして最終日前日にはパレードがOxford(オックスフォード)通りを行進し、最高潮を迎える。 マルディグラの公式サイトはこちら。 マルディグラの歴史 マルディグラは、1978年6月24日、ゲイが人権を求めて行ったデモ行進が始まり。当時はまだ同性愛行為は違法で、53人が拘束され新聞に実名を報じられた。その結果、職を失った人も多かったという。 1984年、ニューサウスウェールズ州で同性愛が合法となった後もマルディグラは続き、2013年で35周年を迎えた。 クライマックスは大規模なパレード 2013年のパレードには100を超えるフロートが参加し、2時間以上かけて通りを行進した。 警察や消防隊などのフロートも参加し、シドニー市としてマルディグラへ協力する姿勢を明らかにしている。その他にも、ダンスで魅せるフロート、演奏するフロート、ドラッグクイーンやゴーゴーを載せたフロート、各国の文化を表したフロートなど、趣向を凝らした内容で楽しませてくれる。 パレードの見物は有料席も用意されているが、沿道からの見物は無料。パレード開始の数時間前には多くの人が場所を確保し、待機している。 朝まで続くパーティ パレード終了後は公式パーティが朝まで続く。こちらは有料で事前のチケット購入が必要。
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- シドニーのハッテン場
- 意外なことにシドニーにはハッテン場は数店舗しかない。ゲイであることをオープンにできる社会ゆえ、お忍びでハッテン場に通うゲイは多くないのかもしれない。 数こそ少ないものの各店とも規模は大きく、特色を出している。ここではいくつかのハッテン場を紹介する。 Bodyline - 最もポピュラーなハッテンサウナ BodylineはOxford通りからFlinders通りに少し入ったところにあるゲイサウナ。白人がメインでアジア人、黒人が少数いる。 1階は明るく、ロッカー室と休憩スペースがある。ロッカーで服を脱ぎタオル巻きスタイルになる。休憩スペースにはソファとテーブルが置かれ、テレビを観たり、雑誌を読んだり、インターネットをすることができる。飲み物を頼むこともできる。 地下1階は浴場で、ドライサウナ、スチームサウナ、ジャクジー、シャワーがある。2階はハッテンゾーン。照明は暗く、迷路のような作りで個室が多数ある。3階はルーフバルコニーになっている。 Sydney City Steam - アジア人も多いサウナ Sydney City Steamはチャイナタウンにある比較的新しいゲイサウナ。通称「357サウナ」。ロケーション的にアジア人が比較的多い。 階段を上った2階が受付で、同じ階にロッカーとサウナ、ジャクジー、シャワーなどの浴室がある。3階と4階はハッテンスペース。迷路のような構造で、個室あり、ポルノビデオ室あり、ダークゾーンあり、と凝った造り。5階は休憩スペースになっていて、カウンターで飲み物を頼んだり、インターネットに接続されたPCを自由に使える。 HeadQuarters - ディープなクルージング・クラブ HeadQuartersはOxford通りの近くにあるハッテン場。白人がメイン。サウナやジャクジーなどはなく、純粋にセックスを求めるゲイが集まるクラブだ。 受付で料金を支払い、荷物を預ける。ロッカーはないので貴重品は持たずに行こう。 1階にシアター室(一般の映画を流している)とバーカウンター(飲み物や軽食をオーダーできる)、地下に降りるとハッテンゾーンがある。かなり暗く淫靡な雰囲気。牢獄のようなセットやケツ堀りブランコ、穴の空いた個室などがある。完全な個室もあるが、多くの部屋が覗けるようになっており、見せつけるようにプレイする人も多い。 2階はイベントスペースで、曜日によってピス・パーティ、フィスト・パーティなどが開かれている。